かまぼこコラム
            
            2024年11月2日          
おしえて中の人! 夕月かまぼこQ&A
 
夕月では地元小学生の工場見学を受け付けているので、
ときどき小学生の皆さんが工場を訪れることがあります。
今回のコラムは、工場見学でよくあるQ&Aを
いくつか抜粋してご紹介します!
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夕月では何人ぐらいの人が働いていますか?
 
約100名の従業員が働いています。
 
 
何種類くらいのかまぼこを作ってる?
 
サイズ違いなどで20種類以上のかまぼこがあります。
使うすり身によって風味や味は異なります。
 
かまぼこはなぜピンクと白に分かれているの?
 
成形機によって、上身と下身の二層構造になっています。
白かまぼこも、よ~く断面を見ると二層になっていますよ!
(※一般的には二層ですが、上身がないかまぼこもあります)
 
ちなみに夕月では1本で紅白になっているかまぼこも製造しています。
 
※バナークリックで、「夕月紅白蒲鉾」のページに飛びます
 
かまぼこに使っている魚の種類を教えて!
 
夕月で使う主な材料はスケソウダラ(スケトウダラとも呼ぶ)やミナミダラです。
お正月のかまぼこには、鯛・のどぐろ・エソ・グチといったお魚も使います。
かまぼこに使うのは基本的に白身魚です。
(※赤身魚を使ったかまぼこも存在します)
かまぼこの歴史は900年以上ありますが、
900年前はナマズなどでもかまぼこを作っていたそうです。
どんな味だったのか気になりますね!
 
 
1本のかまぼこに、どれくらいの材料を使いますか?
 
1本150gのかまぼこで、だいたい5匹分のすり身を使います
30cmのスケソウダラの場合、頭・ヒレ・内臓・骨を取り、白身部分だけを使います。
それらを取り除くと、残った白身は約30~40gになります。
なので、仮に1本150gのかまぼことすると、
だいたい5匹ぶんのすり身が使われている計算になります。
 
機械では、1回につきいくつかまぼこが作れる?
 
85gのかまぼこなら、5000本生産できます!
1回の擂潰(らいかい/魚肉に食塩や調味料を加えてすりつぶし、練り上げること)で、
85gのかまぼこなら5000本生産できます。
ちなみに「らいかい」はかまぼこ作り特有の言葉です。
 
一日に何本のかまぼこを作ってる?
 
夕月では約10万本のかまぼこを製造しています。
保管も、冷蔵・冷凍庫あわせて10万本以上を保管できます。
 作ったかまぼこはどこへ送られている?
作ったかまぼこはどこへ送られている?
 県内や関東圏、海外にも送られています。
県内や関東圏、海外にも送られています。
福島県内以外に、関東(東京、千葉、神奈川など)にも出荷しています。
工場は水曜・日曜がお休みですが、出荷作業は毎日休みなく行われています。
海外だと、グアム、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカなどに輸出されています。
ベトナムやインドネシアなど、東南アジアにも輸出されることがあります。
 
 
          