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2024年2月29日

「揚げかまぼこ」と「さつま揚げ」って、違うものなの?

こんにちは。夕月スタッフの山岸です。

「さつま揚げ」は、実は地域によって別の呼び方で親しまれております。地方ごとにどのような呼び方があるのか、そもそも「さつま揚げ」とは何を指す言葉なのか、ご紹介できたらと思います。

■揚げかまぼことは

魚のすり身を揚げたものが「揚げかまぼこ」であり、これが全国で様々な呼ばれ方で親しまれています。人参やごぼう、エビ、タコなどの魚介類を混ぜ合わせていることもあります。

 

 

■「揚げかまぼこ」と「さつま揚げ」は同じもの

関東以北の地域では前述の通り「さつま揚げ」と呼ばれます。その他にも「揚げかまぼこ」や「揚げもの」とも呼ばれているようです。一方で、名古屋を中心に東海地方では「半平(はんぺい)」、関西・四国・中国・九州の一部では「てんぷら」、広島では「あげはん」、鹿児島では「つけあげ」「さつま揚げ」、沖縄では「チキアギ」と呼ばれています。起源について詳しいことはわかっていませんが、「つけあげ」は「チキアギ」がもととなって派生したといわれています。

揚げかまぼこの呼び方の違いは、日本各地の豊かな文化と歴史が織りなす多様性の表れです。この記事を通じて、揚げかまぼこの魅力を再発見し、地域文化を知る窓口としての価値を再認識していただければ幸いです。地域ごとの独自性を楽しみながら、揚げかまぼこの新たな発見をしてみてください。

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